燃料の確保
燃料については、地域の実態調査においてどのような燃料が調達可能かを検討することが必要です。
供給可能なものは薪であるか、チップであるか、ペレットであるかを検討します。
この場合、ペレットについては、想定した地域内のみでなく比較的遠隔地から配達を受けることもありえます。
また、燃料については、地域での量的調達可能性のみでなく、燃料としての特質もあり、今後の事業運営にも関係することからそのことを理解しておくことが必要です。それらを勘案して燃料を想定するとともに、想定したボイラー規模から必要量を推計し、具体的な調達先を検討します。
また、想定した調達先からの燃料の購入価格を大まかに把握します。このことにより、燃料確保の可能性がかなり具体的になるとともに、コスト試算も可能となります。