燃料材乾燥

燃料材乾燥の内容一覧

事業成果

⑨多様な熱源を効率的に活用する対流伝熱・伝導伝熱併用型乾燥パネルを用いた木質チップ乾燥システムの開発・実証(2016)(A)

⑩多様な熱源を効率的に活用する木質チップ乾燥システムの高度化開発・実証事業(2017)(A)

⑪熱源を効率的に活用する木質チップ乾燥システムの高度化・実証事業(2018)(B)

⑫発酵熱を用いる木質チップ自然乾燥手法の高度化(2021)(B)

様々な利用方法に合致した簡易な木質チップの乾燥手法を実証することにより、低コスト乾燥システムを実現した。直近では、透湿防水性シートによる屋外乾燥技術を検証している。

発酵熱を用いる木質チップ自然乾燥手法の高度化

⑬多段式木質チップ乾燥装置の開発(B)

熱電併給施設への乾燥チップ供給を実現するため、多段式コンベアによる乾燥装置を開発し、安定した乾燥チップを低コストで供給することに成功した。

多段式木質チップ乾燥装置の開発

⑭木質バイオマスを燃料とするコンテナ方式マイクロCHPシステムの開発(2017)(B)

熱電併給施設からの低温廃温水を利用した木質チップの乾燥手法を検討し、乾燥ムラの発生から乾燥時間が長期化する傾向もあるものに、廃温水のみでの乾燥を実現した。

CHP排熱利用型木質チップ乾燥機の開発

⑮バッチ式箱式積層通風乾燥機を高効率化させるオペレーション手法の開発・実証(2918)(B)

熱電併給施設向けの乾燥チップの供給に向け、バッチ式箱型積層通風乾燥機の改造実証を行い、効率的な木質チップの乾燥を実現することにより乾燥コストの削減も成功した。

バッチ式箱式積層通風乾燥機を高効率化させるオペレーション手法の開発・実証

⑯ウッドバック等を活用した薪乾燥システムの開発(2019)(B)

⑰薪乾燥システムの改善(2020)(A)

薪燃料の簡易な乾燥を目的として、ウッドバックを利用したバイオマスボイラー排熱温風ファンによる送風乾燥装置を開発した。含水率30%以下を実現し、ボイラーへの木くずの活用も可能とした。

薪乾燥システムの改善

⑱バーク等残材の有効活用×チップ乾燥 小型複合システムの構築・実証(2019)(C)

未利用バークの有効利用に向けて、木質チップの乾燥に用いる熱源としての燃料利用を実現する経済合理性の高い小型複合システムを開発し、乾燥チップの低コスト安定供給を実現した。

バークの有効活用×チップ乾燥 小型複合システムの構築・実証

⑲国産ペレットの製造コストを15%削減するための技術開発(2020)(C)

海外に比べ8割程度の製造能率に止まる国内ペレット製造工程の効率化を図るため、プログラムによる機器制御システム(PLC)の開発による自動運転化を実現する。ペレット製造原価の15%削減を目標とする。長時間運転によりダイスの温度上昇が課題となったが、冷却装置の設置により解決可能となっている。

国産ペレットの製造コストを15%削減するための技術開発