事業収支試算と事業性評価

FS調査での事業収支試算は、事業構想レベルとは異なりより具体的になりますが、熱需要分析の精度等に合わせて未だ概算にならざるをえません。ただし、積算に当たってはできるだけ根拠が明らかにされるようにしていくことが必要です。

この試算に基づき事業性を評価します。これらFS調査結果をまとめるに当たっては、事業モデルとして5W1Hが明確になっているかを再確認するとともに、事業リスクについても改めて調査内容を検証しリスクの最小化が図られているかを検討します。

バイオマス熱利用システムの運転開始後の事業リスク

Noリスク項目リスク要素
1機械的故障のリスク燃料とシステムの適合性
システムの運転・管理体制
日常のメンテナンス対応
2燃料の調達に関するリスク燃料価格の変動、燃料の競合・枯渇
エネルギー供給事業者の消失
3エネルギー供給価格の変動リスク燃料価格の変動
エネルギー供給先の事業性
エネルギー供給運送体制
4対人・対物事故のリスク平時のシステムの運転・管理性
専門人材の確保
災害時の緊急対応など
5周辺地域への影響リスク騒音・排煙など
木質バイオマス熱利用(温水)計画実施マニュアル 実行編 表13-6より

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